2010-12-21

たんご・単語


英語で
言いたいことはおよそ、言えます。
聞こえることはだいたい意味は分かります

でも
「訳して」ってのは苦手です。
特にこの質問苦手です。出来ないに等しい
        
       「この単語どういう意味?」

単語だけ聞かれても前後の流れが無いとわからないんです
もともと単語を聞かれるのは苦手

例えば
run
という単語。はい「走る」です。でも違います。


私の教えている生徒は「走る」という意味なら知っています
だから それ以外を聞いているわけです。
そうなると、前後の流れを教えてもらわないと分からない
「経営する」 My aunt is running a small screw factory.
「(機械などが)稼働している」 The machine is run by electricity.
「(川が待ちなどを)流れている The Simanto river is running on the Shikoku island

とかあるのよ。 
で、私は記憶が苦手なのですよ。 
ぱっと辞書の見出し語のような訳が出てきません。

私の単語の覚え方は (多読をご存じの方は、ピンとくるかも)
1単語=1意味
というように対で覚えないのです。
これが「会話力」につながるのでは?と今は思えます。

高校時代、こんなことをしていました。
毎週毎週 リーディングのテキストに出てくる新出単語って 膨大。
調べるだけでも かなりの時間を要しました。

私、まじめに調べていました。
「ノートに書く」ことが まるで覚えられるかのように、
辞書ノートに書いていました。(写していただけ)

でもその時も1単語=1意味 で書いてはいませんでした。
書いていたメインは例文。
一つの単語を調べると 見出しの意味が 時に15以上あります。
それに対して例文が 上位の見出し意味には3~4 出ています。
全部移して、その単語の全体の意味を 全部の見出し語を眺めて
胸に収めていたってイメージです。

runは走るですが、
私はこれを「あるもの」=run の主語になるものと 「その機能や動き」 「それを現わす」
という感じで あいまいに大雑把に理解しました。
だから試験で意味を書けと言わると 書けません・・・(あっちゃあぁ~)

次は 実際にrunという単語に出会ったとき
The Simannto River runs on the Shikoku Island.
とあれば それを
「話し言葉の日本語」にあてはめます。まず
「四万十川が 四国をrunする」
川は機能しないし、それ自体はうごきません。
でも「流れる」しか当てはまりませんから…

My aunt is running a small screw-factory.
これも
「叔母がスクリューの工場をrunning」
叔母が工場を「???」
at the factoryじゃないので 
「工場で」ではありません。 
「工場」を「機能させている」かな=経営かな。
まさか工場で走っていません。
後はその文章の前後で想像できる事が多いです。

先日美容院で多読していたら勉強ですかと聞かれました。
せんせいをしています、と伝えたら
「英語は単語とか覚えるんですよね」
苦笑い… たいへんです、と答えました

あーきっとそんなイメージなんだろうなぁ
私も
「いつか英語を話せる日がくるかな?」と
夢みていたころは
「語彙量をどうやって増やすのか…」
がいつも 最大の山・壁・課題だったぁ。

でも高校の時にやった例文書きうつし地獄(でした)が 今役に立っているかなぁ~
       

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