なのに英語のペーパーバックを
読めます。
読めます。
すると人の眼には「できる」ように
映るらしいです。
映るらしいです。
でも! 同級生やそのお母さんたちは事実を 知っていま~す
この経験が私の「教える者」としての厚みになったと思います。
皮肉です。
私自身は小・中学校での学科は得意な方でした。 中でも英語は「好き」でした。
そんな人が「アルファベットを覚える」ことでつまづくこどもの気持ちを分かるのは
なかなか努力が必要です。
私の英語学習の始まりは…
アルファベットを覚えた記憶がないです。 つまり気付いた時には「知っていた」
です。
これは 「どうして覚えられないのか」がわっかからないーってことで
言いかえれば「どう教えればいいのぉ~??」
いろんな人に聞きました。 先生仲間は英語が得意だった人が多いのですが、時々
学生時代は英語が嫌いだったって人もいるんですよ。
自分でも工夫して色々試しました。
アルファベットの何が どう難しいのか、とか…いろいろ考えました。ぜんぶですね!
そこへ「覚えの悪い」わが子の登場です。
学校の成績は良くありませんが、音の記憶や音楽的直感、絵を描く事が好きです。
親バカはつげんですが、音(おと)係のセンスは、平均以上だと思います。
物語や洋画の英語を聞きながら覚えてしまいます。
でも文字になると苦手で「「読む+理解+学習」は てーんで苦手なのでっす。おしいっ!
話を元に戻します。
「覚えられない子」を理解できなかった私にとって収穫だったのは
「そういう子がいる!」という当たり前の事実。
ある種の事には「向かない脳」ってありますよね? 脳科学で説明できるのかな。
ウチの子は「それに向かない」のです。
英会話学習は 「文字の記憶」だけに限らず、例えば「聞き分ける」・「音のマネをする」・「聞いて表現する」「発話してみる!ができる」・・・など色々なステージがあります。 (「絵で表す」や「体を使って伝える」なんてもありますよん)
それぞれに、一部苦手、少し苦手、全部苦手、全部得意 いろんな子がいます。
まずは「いる」のです。 その子たちを「苦手」な入り口で押してもストレスになるだけ
効果は出ない。
だから探します。心地よい入り口はどこかな、と。
私の教える間口?方向を広くしないといけません。子供の間口はもともと広~いと思います。
知らないことが前提で生きているので「好奇心」いっぱい。
でも「受け入れる」となるとせま~いのかな。 ひろ~い可能性の中の
どこにアンテナがあるかを探します。
英語に限らず教室での学習に向かないって子もいます。 その子の成長は「向く」子と比べれば、
スローになります。
そこで おいおい!比べるのは他の子とじゃなくて その子の昨日とだぞ!って思ってみます。
意外なところに、しっかりしたアンテナがあります…
プロ野球選手になりたい少年がいます。 イチロー選手が英語を話すのを見て
「外国語」を意識しだすとかね…
こういう動機は 純粋です。 受験英語を目指すなんて 小学生にありえないと思う。
メジャーリーガーになった時のために英語もちょっとは覚えよーって
うーんとリアルな理由ですよね。
まずは子供の「その子なり」を受け入れることから…
わが子も、自分の子だから受け入れられるってわけじゃなくて、努力が必要なんだなぁ。
これは愛情とは別の感情(別勘定!)ってやつ?
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