英会話教室で教える表現って 初めは お天気・色・数字(年齢を答える)・好きな食べ物(初めはフルーツや野菜)かな~。 じゃぁ 子供の実際の会話と接点ないじゃん!
子供同士で名前・年齢を聞きあうことはないし。
例えば 「お前、何色が好き?」なんて使える時があり得る。でもそれはたいてい、画用紙やキャンディをもらう時に選ばせてもらう時。 その先に楽しみやゴールがあるときだと思う。
恋人同士が相手の好きな色を知りたくて、そこから話を展開しようなんて場合じゃない。
好きな色の画用紙をもらってさっさと工作に取り掛かりたい!なんて時にわざわざ英語で言う必然性はないから、「何て言うんだけっけ?」とも思わず、もちろん英語で言ってみようという発想など存在しない。
子供ってそんな環境にいるんですよねー。 そんな中で子供たちは週に1回、楽しく色や動物名を使ってアクティヴィティをしていれば 確かに覚えてくれます。
色や動物・数字のように入門的な英語は低学年さんクラス。教える方も楽しい。 でも5・6年になって毎週「キリンさんは好き?」なんて会話を教えないし、レッスン中に使って聞かせる機会も激減。
その点「多読」では 色々な話題を豊富にカバーしています。
単語や構文の中を自然に子供たちは遊泳。 水深10センチ
のプールじゃ泳ぎはうまくならないけど 水深が身の丈に合った
プールなら溺れる心配なく泳ぎはうまくなりますよね。
「身の丈に合う」ってのは まさに自分に合ったレベルの多読をすることかな。
それだけに頼るつもりではないけれど。 教室では「実際に声に出して言ってみる」とか「友達の英語を聞いてみる」体験は
教室ならではの体験だし。
英語圏の 表現・主張が得意な子どもたちに対抗する子供を
育てようと思うと、show and tellのように自己表現をする機会、
と「英語に自信が持てる」経験も大切だと思う。
英会話教室の意義ってそこかしら?
小学生のうちにペラペラになることは考えにくいし 日本語ですらプレゼンテーション的技術は難しいんだから。 ただ、自分は英語が得意なんだ。 聞いても分かる、質問されれば答えられる、自分からも自己紹介できる、そして読むのも出来る!
「英語を使える人」になるレールにしっかりのせるのが、こども英語先生の仕事でしょうか…
これでは不十分なのだろうか。
タイトルとどう関係あるか? 子供って必要もないのに 英会話教室で習った表現を 教室の外では使わない。 言いたいことは 不自由ない日本語で言うに決まってるじゃん。とふと思いました。
即物的?!
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