2025-12-16

「ぞっとする」の英語 多読 in 名古屋市港区

ブログ訪問ありがとうございます (^o^)丿 
      2012.9 の記事を編集しました
ミステリーやファンタジーを読んでいて
良く出会う表現 
たくさんありますが
そのうちの一つが こんなの

my hairs stand up on the back of my neck
単語1つ1つは 中1で習ったなぁというレベル
でも 意味は「習った意味のまま」でしょうか?
直訳しようとすれば
「首の後ろの毛が立つ」
です
正しい意味は
「ぞっとする」とか「身の毛もよだつ」とか
「背中に氷水を浴びたようだ」
とか とか・・・
あれ?日本語には
「背筋が凍る
という表現もあります
人間が怖さを感じる場所って背中側かな

こんな表現は
Harry Potter and the Philosopher's stone (UK版タイトル)
  YL 8.7 /  77,325語
映画化されて 原書以上に(?)有名になったお話
全7冊 の第1巻
にも 繰り返し出てきました

魔法界の話なので
「ぞっとする」シーンは多そうですよね

他にも ちょい怖系のお話
Spellbound (YL 5くらい / 58775 語)
The books of elsewhereシリーズ 
(女の子が あることをきっかけに 
壁にかかっている絵の中に入る方法を見つけます
そこで出会う「絵」の少年、秘密、邪悪な意思・・・)

次にご紹介するお話は
ほのぼの系のお話を多く書く作家さんの本
Ruby Holler
by Sharon Creech
YL 5 / 44,819 語 
(大人への不信感いっぱいの孤児の二人が
老夫婦とひと夏を過ごす間に、優しさ、温かさを体験していく話)

「ぞっとする」的な表現は
冒険もの・児童書・ほのぼの系に
どんな本にも出てきます

わたしは 
my hairs stand  on the back of my neck 的表現に出会うと
日本語でいうところの
「背中に冷や水を浴びる」かなと とらえています
でも この日本語から 辞書を引いても 上の英語は出てきません
ぞっとする をひいても 出てきません
↑クリックしてみて 
色々な表現があって面白いですよ

辞書でなかなか会わない表現に出合えるから
読書って大切だと思えます

もう1冊ちょい怖系の本 ご紹介
13 treasures (73953語)
(妖精が出てきます。でもすべての妖精が 
お願い事を叶えてくれる優しい妖精 ってわけじゃないの
「妖精」という単語もfairy ではない単語が使われるので
語彙が広がりますよ)
    fairy, spritie, nereid, sylph,nymph, dryad....

ここで ふと気付いてほしいことがあります
日本語と英語は 違う言葉です
中学で go = 行く と教えられたから
1語に1つの意味があるみたいに覚える人も多いです 
でも 実は
1つの日本語に1つの英語が当てはまる事って 
名詞くらいなんです・・・ 
りんご=apple 
つくえ=desk
みたいに

だから
多読をするときは
英語を日本語に置き換えずに そのまま読んでね

これが大切なお約束
効果を出す秘訣! 英語は英語のまま意味をとらえるー!
「じゃどうやって読むの?」

ここがポイント!!
わかる本をえらぶのです
I like dogs. 
これ 日本語に訳しましたか?
そのまま意味が分かったでしょー。
自分に合った本をえらんで Happy reading できますように

 読んでいただき ありがとうございました。

2025-12-09

「鳴く」英語を増やそう! 多読 in 名古屋市港区

ブログ訪問ありがとうございます (^o^)丿 

さっそく質問 「鳴く」を 英語でいくつ知ってますか?

オンライン辞書で鳴くを検索すると
"Woof woof "って鳴いてますね(^o^)
The dog is barking
鳴くというより「吠える」ですね

辞書では
ざっと21種類!! 出てきましたよ
クリック→ 鳴く

今は エックス " X "で
ちょっと前まで ”ツイッター twitter”  
この
 twitter 
名詞の1番に
「小鳥のさえずり」という意味が出てきます

小鳥の場合は日本語では
「鳴く」に加えて
「さえずる」とも言いますね

日本語 豊かです

ちなみに
小鳥の「鳴く」は もう一つ
chirp というのもあります
この単語は虫にも使えます

鳴くのは鳥だけではありませんよね
セミも カエルも 鳴きます
蛇だって 「鳴く」 んですよ
(動詞の1番↑を見てね)

日本語のように
「鳴く」
1語にしてくれればいいのに!!
って思いますよね?

でも こんな鳴き声を知っていると
I hear the noise of croaking.
という文で
croak =「鳴く」 という単語から
frog と書かれていなくても
  何の動物かを わかっちゃうんですよねー!
うふふ ← マウント顔できます
         
こんな単語は 
絵本や 幼児用の物語
読めば読むほど 発見しながら覚えられますよ 
お話を読みながら
braying って出てきたら 何が鳴いているかなぁ!?

絵本にはちゃーんとがありますからね

                                        

あ ちなみに 「鳴き声」もそれぞれあります
the frog is croaking "ribbit, ribbit" です
= カエルが「ケロケロ!」って鳴いているよ です
鳴き声は "ribbit" なんですう~

「鳴く」と「鳴き声」が同じ場合もあります
猫は The cat meows "meow meow"

こういうの
 幼児・小学生年齢で
であいたいですね

中高生が 「鳥さん”ピーピー”」なんて
ばかばかしく感じるかもしれないし
受験英語に関係ないって 思うかな? 
辞書で調べても ページをめくれば
一瞬で忘れそーな気がします

Mr.Brown can Boo! Can You?
by Dr. Seuss 
(YO0.5/ 436語)

やはり 子供のうちに絵本をたくさん読んで
年齢に合った言葉に出合うと
自然な習得になりますね

ん? 大人になってしまったあなた
だいじょーぶ!
私も あなたと同じ
若い頃には多読本に出合えなかった世代です
でも絵本を楽しみました
子育ても 読み聞かせしたので
子供と一緒に覚えました
楽しかった
 
絵本を楽しむ心があれば 全くだいじょーぶ!
暗記なんかつまらないし
わすれますからね

受験期になって覚えるのはかいわいそうだな 
と思います
生き物がたくさん出てくる絵本 楽しめますように! 
アリとキリギリスから始めますか!
?アリって鳴く?

~ ~ ~ ヨダン 余談 よだん ~ ~ ~
最近 見た映画
Don't Say A Word 
邦題 サウンド・オブ・サイレンス
の1シーンで
My daughter is seven and loves this book 
的なセリフがありました
「あ、ライブラリーにある!」と思って
映画を一時停止し 取りに行きました
あった、あった
あ~図書館に住んでるって幸せ(←自慢)
昔 読んだ記憶はあるのに 中身を覚えていなくて
再読です
Horton Hears A Who  by Dr. Seuss (YL2.0 / 1970語
 

Dr. Seussの絵って どくとくぅ~
あの猫よりこのゾウはゾウらしい ←わかる人にはわかる!

 読んでいただき ありがとうございました。

2025-12-02

Green Eggs and Ham! 多読 in 名古屋市港区

ブログ訪問ありがとうございます (^o^)丿 

この本
Green Eggs and Ham
By Dr Seuss
(YL1.5 / 756語)

英語圏の子供たちに大人気の本です
でも
初めて読み聞かせをしたとき
「は? 何が面白いの?」
でした
 Sam が 
Do you like green eggs and ham?
と聞き その後 断る相手に
Would you like them in a house?
Would you like them with a mouse?

と、これがまた
わけのわからない勧め方を
ずーーっと するのです

約60ページの この絵本
ひたすら勧め
I do not like them in a house
I do not  like them  with a mouth
ひたすら 断る
この繰り返し

そもそも
green eggs なんて
食欲をそそりませんね
どう勧められても 私なら断りたいです

ただ、こんな絵本を
毎日10年以上 読み続けると
私の脳に
" 韻 = Rhyme ”の感覚が育ちます

今では おーっ!! 楽しい!!
韻でリズムをとって
読むのが 楽しい!

初めての本でも
韻を踏んでいるお話だと
気づいてしまって 
知らず知らずに リズムをとって読んだりします

さて
おうち英語のみなさん 
子どもって リズムに驚異的に敏感!ですね
韻をインプットするには 最適期
成人した方も 私同様に 韻を習得できますよ

こんな本 お勧めです
多読図書で有名な CTP の本
There's a monster in the tree
Emergent Reader Fun& Fantasy Level 2
(YL 0.4 / 279語) 
 
中身の1部は
There's a monster in the tree, in the tree.
There's a monster in the tree, in the tree.
There's a monster in the tree,
And he's counting up to three
There's a monster in the tree, 
in the tree.

繰り返しがあるだけじゃん
 
そんな印象ですか?
でも 
読み聞かせをすると 子どもたちはノリノリになります
上の赤字のところを 集中的に一緒に読みたがります
私の声に合わせて 子供の口から出てくるのです
この本のシリーズには
CDがあります

この本のCDの中では
~♪ しあわせなら手をたたこう!♪のメロディーで
本を読んでいます
手拍子入れて、韻(赤字)の部分に
リズムをつけて歌えば
盛り上がりますよ~

一緒に歌いた~くなって
体が揺れたり 飛び跳ねたり

上の本の別ページには 
in the kitchen 
with the chicken
という早口言葉みたいなところがあります
難しいと思うのですが
笑えるらしいです (^o^)

歌には 自然に繰り返しも多いです
歌っているうちに
知らず知らずに3回 4回~と自然に練習になります
ママとお子さんの場合は こんな風に膝にのせて
手拍子の代わりに二人で手をあわてパンパン!

下の絵本 易しい単語で韻を踏んでいます
 
(YL0.3 / 408)     (YL0.3 /      ) 
小気味よいリズムで書かれています
ぜひ ライブラリーで眺めてほしい!

こちら↓は皇后雅子様が幼いころに
楽しまれたことで有名な絵本
Goodnight Moon
(YL0.5 / 130語)


英語圏には 韻を踏んで書かれている絵本が
本当に 多くあります
大人になって 職場でのジョークも
韻を踏んだりしますよ

日本語の「ダジャレ」的かなと思います

どんな言語でも
言葉のリズムを楽しめる
楽しめる事は 多い方がいいですもんね

 読んでいただき ありがとうございました。